ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

年間計画 平成29年度

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年2月21日更新

平成29年2月1日時点

安野光雅 展 ~旅と空想の画家~    3月25日(土曜日)~5月21日(日曜日)                

 平成29年 繰り返し訪れたヨーロッパ周遊で得られた紀行作品で広く知られる安野光雅は、昭和2年(1926)島根県津和野町に生まれました。35才で教師を辞して本格的に画家として活動を始め、エッシャーに影響を受けた最初の絵本作品「ふしぎなえ」は不可能図形の世界を描き大きな反響を呼びました。また文学にも造詣が深く、司馬遼太郎の「街道をゆく」の装画も描き自身の旅の画家としての想いを存分に発揮しています。

 このたびは、画家のその多彩かつ多岐にわたる創作活動のなかから、絵本の世界と旅のスケッチに注目し、その個性的な水彩画で表現された氏の業績の一端をのぞいてみることのできる作品を展示し、安野光雅の世界に身近に触れる機会とします。

館内整理・展示入替のため臨時休館  5月22日(月曜日)~7月7日(金曜日)

中島 潔 展 「今を生きる-そして伝えたいこと-」 7月8日(土曜日)~9月10日(日曜日)

 中島潔は1943年(昭和18年)に生まれ、佐賀県で育ちます。18歳で母の死を機に上京し独学で絵の道に進みます。

 28歳でパリに学ぶ機会を得、そこでかえって日本画の良さを痛感し、あらためて画家として歩むことを決意します。1982年NHK「みんなのうた」のイメージ画が大きな反響を得て以来30年以上にわたってやさしく温かでどこか懐かしさを感じさせる作風で多くの人々に支持されてきました。当館では2006年「故郷の詩展」以来20年ぶりの開催となります。

 本展では、中島が自身の大病と東日本大震災を経て制作した新作「新しい風」5部作とともに、 故郷の詩シリーズ、そして生きることの意味を問い、希望を託した大作 地獄心音図の五連作、さらには六道珍皇寺の「熊野観心十界図」の複製画を展示し、あらためていのちの輝きをみつめます。

原田泰治展 ~童謡・唱歌で巡る日本の旅~  9月23日(土曜日)~11月12日(日曜日)          

 原田泰治は、日本における素朴画家の第一人者  として1980年代から活躍し、その取材は日本のみならず世界中に及んでいます。

 対象を大きくつかみながら、細部にこだわる彼の作品の原点は、小児麻痺により、山間の高台で下界を眺めて過ごしたことで「鳥の目」をもらい、友達が駆け回るのを木の切り株に座って待っている間に花や虫を観察することで「虫の眼」をもらったことにあると後に語っています。さらに原田氏の作品に登場する人物には目鼻・表情が描かれていません。見る人が、そこに自分の想いを投影しながら鑑賞することで、原田氏の世界観と絆を結ぶことができると、氏は語ります。

 平成26年に続き2回目の開催となる本展では、童謡唱歌の世界を、どこか懐かしい画家独特の風景で巡ります。

中国現代作家展(山水画展) 11月25日(土曜日)~12月24日(日曜日)

 当館の創設者植野藤次郎氏が1980年代初頭に蒐集した中国現代美術の内、絵画については、氏独自の視点で蒐集した330点余り作品が当館に寄贈されています。収集の対象となった作家の多くはその後の改革開放のなかでも第一線で活躍し、優れた作品を発表し続けています。本展では、その中でも山水画を得意とする作家に注目し、それぞれのこの30年の歩みを振り返るために中国の美術館の協力も得ながら、中国の山水画の今を紹介します。

丹波百景展-丹波ゆかりの現代作家が描く風景- 2月10日(土曜日)~3月11日(日曜日)

 丹波市(旧氷上郡)は、律令制下では大郡で、日本海側水系と瀬戸内側水系をその郡域に含み、気候や地勢は変化に富んでいます。また秋から冬に立ち込める川霧は、丹波霧として風流人に称揚されてきました。この丹波風景を近世以降多くの画家や俳人が様々な形に表現し作品に遺しています。

 この度はその中でも絵画や陶芸など美術関連にて活躍されている存命の現代作家をとりあげ、各々が描き、あるいは造形する丹波の今を紹介し、地域を理解し愛するこころを醸成するきっかけとします。

 

 ※ 上記の展覧会や日程は予定です。予告なく変更になる場合がありますので、詳しくは美術館までお問合わせください